ブログで収入を得る為には、広告を掲載します。
そして、規約を見ていると注意事項や禁止事項が多数ありますよね。
この貼り方でいいのかな?
規約違反してないよね……
そんなブロガー初心者さんに知ってほしいルールや、広告のいろはについてご紹介します。
リスティング広告などが何故だめなのか、広告を貼る前のポイントを押さえておきましょう。
用語も説明しますので、お気軽にご覧ください。
広告の仕組み
- 商品を買ってほしい人(広告主)がお金を出して宣伝。
- 仲介業者(アフィリエイトサイト)が広告主とブロガーの仲介をする
- そして、商品をおすすめする人(ブロガー)がWebサイトに訪れた人(閲覧者)に広告主の商品を紹介。
- ブロガーを通して閲覧者が広告主の商品を購入、または表示した場合、ブロガーに報酬が入る。
基本的な仕組みは以上です。
収入が入るタイミングは広告の形態によって変わります。
Web広告の種類
Webブログの広告表示は大きく分けて、6種類あります。
1. ディスプレイ広告
端末の画面全体に表示される広告を指します。
誤クリックを誘発するので、禁止されているケースが多いです。
2.ネイティブ広告
ブログの記事だと認識しやすく配置された広告を指します。
こちらも、ブログの記事と誤解を受けやすく禁止されているケースがほとんどです。
3.動画広告
YouTubeやTikTokなどで宣伝の動画を作成・公開する方法です。
動画だと実物が分かりやすくなるので、購入者にも優しい仕組みですね。
4.SNS広告(ソーシャルメディア広告)
X(Twitter)や、Instagram、FacebookなどのSNSを通して宣伝する行為を指します。
フォロワーの集客や自身の宣伝にもなるため便利です。
5.検索エンジン広告
検索エンジンの検査結果に表示される広告です。
いわゆる、リスティング広告といいます。
自分で設定しない限り、自動作成はされません。
わざわざ検索エンジンの広告アカウントに登録して、費用や条件を設定するなど、意図的な行動をしない限り大丈夫です。
- 何故、リスティング広告が禁止の規約が多いのか
-
トラブルが多発しているから
誤った情報や、NGキーワードが入っている広告を宣伝したり。
問題が絶えないので禁止されているケースが多いです。
6. リマーケティング広告
Webサイトやアプリを訪れた閲覧者を追跡して、関心のありそうな広告を再度表示する仕組みを指します。
広告の形態
王道の広告形態を3種類、ご説明します。
アフィリエイト
『成果報酬型広告』ともいいます。
特定のアクション、つまりは自身のブログで閲覧者が広告商品を購入してくれた事(成果)に対して報酬が出る仕組みです。
アクションとは資料請求、製品購入、会員申し込み完了などブロガーに報酬がでる閲覧者の行動を指します。
Amazonアソシエイト
通販企業のビジネスパートナーとして、商品を販売する形態です。
Amazonアソシエイトが当てはまります。
アソシエイトとアフィリエイトの違い
基本的な構造は同じ。日本語に訳すと以下
・アソシエイト→仲間、ビジネスパートナー
・アフィリエイト→成果報酬型広告
Googleアドセンス
閲覧者のCookieに応じて、自動的に広告がおすすめされます。
広告は閲覧者の好みに応じて内容が変わるすごい広告です。
『クリック報酬型広告』とも呼ばれます。
Cookieとは
Webブラウザを介して、ユーザのコンピュータに保存される小さなデータ
中身はどのサイトへ行った、ログインしたサイトの情報など
ユーザの好み分析、サイトのログイン状態保持などに使用される
用語
広告で使用する基本の用語を、6種類ご紹介します。
インプレッション
広告が表示された回数
クリック
広告が押されたという意味
コンバージョン
閲覧者が商品を購入、会員登録するなど報酬発生につながる行動をおこすこと
コンバージョン率
閲覧者が広告をクリックした数に対して、何割がコンバージョンしたかの数値
AMP
モバイル端末でWebページを高速で表示する仕組み
セルフバック
自身でアフィリエイトの商品を購入すること
何%か戻ってくる
広告設置の手順
広告を掲載する前にすべきこと、押さえておきたいポイントをご説明します。
最低限の用意をしていないと、広告設置はできません。
プライバシーポリシーの掲載
まずはブログにプライバシーポリシーを作成しましょう。
広告を掲載する場合、必ずどのページからでもアクセスできるように配置しましょう。
ヘッダーやフッター、サイドメニューなどにリンクさせるのがおすすめです。
プライバシーポリシーとは
読者の個人情報を取り扱う際に、明記しておくべき宣言
読者にCookieといわれる個人情報の塊を、何のために、何故必要なのかを説明するのが目的
サイトを完成させる
タイトル、ヘッダー、フッター、お問い合わせフォーム、プロフィールなどを完成させましょう。
広告を設置したいならば、そのサイトが何を紹介している・何が目的なのか明確にしておくと審査に通りやすくなります。
記事を約10個以上書く
AmazonアソシエイトやGoogleアドセンス。
これら広告の掲載許可を得るには、記事を10個以上書きましょう。
10記事未満だと、申請しても許可がでない可能性が高いです。
ただし、1,000文字以下などの質の低い記事だと認証されない可能性が高いのでご注意を。
(アフィリエイトの場合)広告を選ぶ
自分が試したことがある、もしくは興味のある商品を探します。
良い商品だから宣伝したい、記事を書きたい物を選びましょう。
アフィリエイトサイトによって、広告の取り扱いが違います。
複数のサイトで探すのをおすすめします。
(アフィリエイトの場合)広告主との連携
そして目的の広告主に、自身のサイトとの連携を申請します。
連携が認可されたら早速、広告主の条件、禁止事項を読みましょう。
否認されたら関連記事を増やす、規約違反をしていないか、方向性の確認をしてサイトを改善しましょう。
そしてまた申請してみてください。
Amazonアソシエイトの場合
アカウント作成、連携条件を満たして申請を行いましょう。
記事が少ない、プライバシーポリシーのページがない、違法コンテンツの掲載、記事の質が低いと認可されません。
申請が承認されたら、Amazonアソシエイトで広告したい商品を検索します。
広告の形を決める
宣伝したい案件や商品が決まったならば、提携の詳細ページなどで広告の形を決めましょう。
テキストリンク型
文字に広告を埋め込む
バナー広告型
広告主が提供するバナー(画像)を使用する
自分のサイトに広告を貼る
Googleアドセンスであれば目次の前や記事の途中に貼り付け。
Amazonアソシエイトやアフィリエイトであれば商品の記事を作成して、好きな場所に貼り付け。
自分のサイトで宣伝してみましょう!
HTMLのコードが生成されたなら、ブログで『カスタムHTML』などを使用して記事に埋め込みができます。
もしくは文章に広告リンクを設定できます。
広告のおすすめ
広告、主にアフィリエイトについては最初は戸惑うと思います。
ですが、一度慣れてしまえば簡単です!
おすすめアフィリエイトサイト
もしもアフィリエイト
Amazon、Yahoo!、楽天とのリンクが簡単に申請・作成できる
成果報酬額の30%が引かれる
A8.net
広告数が多い、セルフバックできる
2023年現在で、23年の運用実績がある
アクセストレード
特定のジャンルに強い
振込手数料が無料
おすすめなのは複数登録して、記事に合う案件を探す方法となります。
そのアフィリエイトサイト限定の案件がありますので、使い分けると便利です。
かんたんリンクのススメ
Amzonアソシエイトでは審査があります。
申請の認定条件を読んで、サイトに反映させてから申請をしましょう。
Yahoo!ショッピング、楽天市場、Amazon全てに申し込むなら、もしもアフィリエイト
『かんたんリンク』という機能を使えば、楽に商品リンクを作成できます。
さらには、申し込むための条件が緩和されているので申請認可が通りやすいです。
(Amazonアソシエイトだと、最低3つ商品を買ってもらうことなどが申請の最低条件)
かんたんリンクは下記の見た目になります。
禁止行為
・違法サイトの紹介
・なりすまし、虚偽をしての掲載
・事実と異なる表記で宣伝する
・誇大広告
これらに関わらないのが策です。
違法行為をしていないか、今一度ご確認ください。
注意事項
広告主によって、条件や規約は異なります。
難しくとも、最後までキチンと読みましょう。
何かトラブルがあったときに困るのは自分自身です。
特に表記の仕方、薬機法などは細かい注意があります。
詳細は、アフィリエイト先のサイトの規約をご覧ください。
A8.netの場合: A8.netご利用にあたって
最低限のマナー
自分がおすすめできない物、知らない物、一度も触っていない物を宣伝するのは辞めましょう。
購入者にとっても、広告主にとってもよろしくないです。
万が一、信頼できない物を掲載してしまったら困るのは自分です。
更に違反した人は読者や広告主からの信用も失います。
悪質なケースでは犯罪に問われるので、よく調べてから掲載しましょう。
最後に
本来、広告は全員がWinwinであるものです。
不正や違反をすれば、まともな人は関わろうとしなくなります。
そして広告が減る、読者も減る、良い物の紹介も減る、負の循環に陥ってしまいます。
健全の仕組みのためにも、未来の自分や人のためにも規約は守りましょう。
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