ブログを書く上で毎回頭をうならせている同志と自分への備忘録です。
情報発信の大事なポイント、ブログ記事のポイント、明確な情報収集の仕方を記載しています。
ありがちな失敗をあらかたやって、本や同業者の観察、第三者からの意見をいただいたので記事にしました。
・今日はご飯美味しかった
・『○○』がおすすめ→機能紹介→おわり
・こんな情報がネット上にあったよ
それだけではもったいない
更に質の高い情報発信を目指しませんか
具体的にどんな事をするの?
質の良い発信をするメリットは?
そんな興味を持っていただけた方はぜひ御一読下さい。
情報発信の質を高める
当記事でいう『質』とは信頼性が高い情報、かつ読者が求めている情報を指します。
もちろん目的がない・他者に影響されない目的ならば、質について考えなくても問題ございません。
ただ、「広告収入を得たい」・「誰かに見てもらいたい」、「人に知ってほしい」など
人が関わる目的があるなら見る人を意識した情報発信を推奨します。
質の高い情報発信をするメリット
全員がWin – Win になれる最高の手段ともいえます。
質が高い情報発信をするにはかなりの手間がかかりますが、長期的に見ればメリットの方が大きいです。
具体的に質を高めるコツは?
数値をみる、情報源に気を付けるなど多数のポイントがあります
悪い例も供に見ていきましょう
情報発信のポイント
記事の作成前、発信したい情報を考える前の下準備についてご説明します。
情報発信の種類
質の高い情報発信を大きく分けて3つに分類します。
- 有益性のある情報: 商品を探すなら□□のサイトだとポイント還元率が高くて便利
- 成功体験: ◇◇を試したら仕事の効率が約25%上がった
- 失敗体験: △△の美容方法を試したら顔にニキビができた
要するに誰かの役に立つ情報ですね。
これから商品や方法を試そうとしている人、情報が正しいのか知りたい人、そんな目的のある人たちがブログを検索してきてくれます。
やりがちな失敗例
主にやりがちな内容を3つの例を挙げます。
失敗例1. 結論・結果がない
検証「AとBの転職サイトを試してみた」
→Aはすごい。Bは素晴らしい
情報を見た人に何を伝えたいのか明確に記載しないと、読者にとって謎だけが残ります。
結局Aがいいの? Bがいいの?
そもそも『すごい』と思ったポイントとは…?
記事を見てもらうには要点・結論を出してから詳細を伝えるとより伝わりやすくなりますよ。
そして比較する場合、今回の転職サイトA / Bの例の場合だと『Aはお金を稼ぎたい人向け、Bは落ち着く職場が良い人向け』と特色を書くと更に読者にわかりやすくなります。
修正後
検証「AとBの転職サイトで転職した結果」
→結果、Aで転職に成功した
A: お金を稼ぎたい人向け
B: 落ち着く職場が良い人向け
失敗例2. テーマからの脱線
テーマ: 「アジサイの育て方」
→アジサイの害虫である『アザミウマ』についてご紹介(見出し2hを3つ消費)
上記の場合、テーマである「アジサイの育て方」とアジサイの育て方の1部分である「害虫の紹介」の重点が入れ替わっていますね。
あくまでメインはメイン。
サブ情報はサブ情報と線を引いておきましょう。
他にも書きたい、知ってほしい情報があるならば別記事への記載がおすすめです。
修正後
テーマ: 「アジサイの育て方」
→アジサイの害虫にはアザミウマがいる。対策として原料が酢の薬品を散布する
→他記事リンク『アザミウマの生態について』
失敗例3. 目的のない投稿
「今日ジャンバラヤ食べたよ~」
→おいしかったのでまた作るね
誰の損にもなっていないけど
誰の得にもならないね
趣味だったら大事ですよ!!
ブロガー・質の良い情報発信が目的であれば、人を呼ぶのに向いていないだけです。
修正後
「ジャンバラヤのレシピ紹介」
→レシピとポイント、自分だけのこだわり、感想やおすすめアレンジなどを書く
ブログ記事のポイント
ブログ記事を書く上でも特に重要なポイントを7つご紹介します。
1. メリット・デメリットを書く
商品紹介、有益情報の公開にメリット・デメリットの紹介は必須です。
更にデメリットに『言い換え』か『デメリットへの対策方法』を追記すると記事の質も高くなります。
例) 自転車が重くて動かしづらい
→重いという事は素材がしっかりしている
対策方法として、サドルを地面に足をつけられる高さに調整するなど
2. 体験談を交える
ネット上には類似の情報を紹介している人はたくさんいます。
ですが、いくらあっても困らない物があります。
それこそ体験談という強みです。
読者の方々が情報の真偽を確かめる判断材料として需要があります。
自分の環境と状態 × 製品・情報
環境、状態は人によって違う
違う体験によって結果も違うので体験談は大事
3. PREP法を使う
PREP法でブログ内容作成のテンプレートを知り、効率よく・見やすい情報発信ができます。
PREP法はビジネスでよく使用される用語です。
情報を伝える目的がある『ブログ記事を書く』行動にも共通点があります。
例として、テーマ「ITを学ぶ利点」でPREP法を適用してみましょう。
P ( 結論 )
→ 議論の対象となる問題や課題を明確化
→例 ) ITを学ぶ行動は現代で生きる上で重要
R ( 理由 )
→ 問題の原因や背景を分析
→例 ) なぜなら情報収集・仕事の効率化など多岐にわたって役に立つから
E ( 具体例 )
→ 問題や原因を具体的な例や証拠を用いて説明
→例 )
・信頼できる情報源で情報を比較して、ウソと本当の取捨選択ができる材料になるから
他にも、手作業を自動化して作業時間を1時間から5分に短縮できるから
P ( 結論 )
→ 解決策や提案
→例 ) 効率の良い情報収集、作業時間の短縮(最高約91.67%カット)に役立つため、ITスキルの取得を推奨
4. 現在→未来を意識してもらう
その情報・商品を試すと何を得られるのか読者に伝える内容は大事です。
例として、ホワイトニングの商品紹介であれば下記の通りです。
歯が黄色い
不潔感がある。恥ずかしくて歯を見せたくないから、人前で笑えずにぶっきらぼうな態度をとってしまう。そのせいで人と距離感を感じる
歯が白くなった
清潔さがあり自信が持てる。人前でよく笑うようになり人と話す機会が増えた
その中で親友とも呼べる存在と出会い、今では泊りに行く仲だ
その情報を試すことで具体的に何が得られるのかを想像してもらえれば、商品の良さが伝わりやすくなります。
5. 図・イラストを取り入れる
文字、文字、文字…!!
見づらいですよね。
ブログであれば図・イラスト、CSSデザインなどで見やすい工夫をしましょう。
6. 詳細は公式に任せる
商品紹介にて、機能の詳細・概要を紹介する場合、公式と重複する内容は公式ページで確認してもらいましょう。
読者が見に来ているのは体験談、ブログでしか見られない情報などです。
間違っても公式の商品内容コピペは推奨しません。
自分と読者の時間が泡となって無駄になります。
公式で確認すれば確実ですからね。
7. 炎上を避ける
明らかに不快だというコンテンツで人を呼ぶのはやめましょう。
でも、炎上しないと思っていた内容が炎上してしまったら?
そんな時は国の相談窓口にお話しをしてみませんか。
総務省
人と人って分かり合えないのが基本です。
もしも炎上したら即座に相談しましょう。焦って間違った対応をすれば人生をつぶされる可能性だってあります。
勘違いで炎上する事もありますから、防衛手段は必ず身につけておきましょう。
あとは炎上しそうな方がいたら交流を断つのも1つの手段です。
情報収集について
情報収集は少なくとも2つ以上の媒体から情報収集をおすすめします。
ネット上だけだとどうしても検索ツールの仕組み上、検索結果が偏りがちですのでネット上で完結させるのはおすすめできません。
様々な情報源を取り揃えている大手サイト等の電子本などは例外です
情報収集スキル × 質の良い情報源 だと読者にひびく情報発信をしやすくなります。
発信するための情報収集スキル
本(もしくは論文) + 体験談 は王道の情報収集スキルです。
情報収集で得た知識をそのまま転記するのではなく+αの価値を付けましょう。
自分の結果はどうだった、○○を使用すると良くなった / 失敗した、ここだけの情報 など
自分でひねり出した結果は立派な+αです。
人の努力の結晶といえる情報をそのまま使うのは意味もないですし、シンプルに失礼ですからね。
非推奨の情報源
匿名・誰でも編集できる情報源はおすすめしません。
情報発信をする際に他サイトからの情報収集は倫理面からも、長期的に見ても控えた方がよろしいです。
匿名・誰でも編集できる
名前、出身元を明かさない情報は一旦吟味しましょう。
もしも匿名の情報を他者に発信するなら、別の本や論文などの情報源と組み合わせるなど検証してからの情報発信を推奨します。
匿名だと…
・適当な発言でも責任を取らなくていい / 悪意のある情報でも公開される
結果、ウソやでたらめの情報も混在してしまう
匿名に加えて誰でも編集できるが追加されると、多数の人が玉石金剛な真実とウソの情報、事実に供わない感情論などを書いてしまう可能性が高くなるので信頼性は低くなります。
質の良い情報源
質の良い情報源、それは本です。もしくは論文。
根拠が明確、かつ複数の人間が目に通した『本』は情報収集する上で最も適した媒体といえます。
情報は信頼性が大事です
情報の出所を確認して、裏付けしてから世間に公開をおすすめします。
自己防衛の為だったり、出所のあいまいな発信を見た読者が損をしない為にも大事です。
最終的に信頼を失うことは誰にとっても損になってしまいますからね。
本での明確な情報の集め方
図書館へ行く
図書館では幅広いジャンルの本が集まっており、無料で読めて普段はお目にかからないような貴重な本も収集されています。
図書館を歩き回ると自分から探しに行かないような新たな趣向の本に出会えるのでスキルアップにもおすすめです。
見識が広がれば情報発信のネタも増えますし
生きるのが楽しくなりますし、良いことづくめです
デメリットと云えば行くのが面倒なくらいでしょうか。
ですがそれを上回る価値(散歩という運動、本との新たな出会い)が図書館にはあります。
ぜひお近くの図書館へ出向かれてみてはいかがでしょうか。
サブスクリプション型サービスを使う
手軽かつ豊富に本を読みたい、忙しくて図書館による暇はない方におすすめです。
Amazon kindleであれば多数のジャンルが読み放題です。
お試し期間最中は無料なのでぜひお試しあれ。
気に入ったら会員になり、お気に召さなかったら退会すれば追加の料金はかかりません。
迷う方は無料体験の5日前くらいにリマインダーを設定しましょう。
ちなみにAmazon prime会員であればkindleよりは数が絞られますが、
prime対象の本が追加料金なしで読めます。
青空文庫
著作権の消滅した作品、自由に読んでもらってかまわないという本が集まったサイトです。
なんと無料で電子化・公開されています。
初めての方はトップページにある『青空文庫早わかり』というサイトの概要を一読するのをおすすめします。
分野別に本を検索でき、かなりありがたいサイトです。
最後に
個人的に一番後悔したのは『詳細を公式に任せなかった』点です。
公式との情報が被る部分は書かずに、あったら嬉しい情報だけを書けば重複を省けたのにと思っています。
そうすれば読者さんにも見やすく、自分の手間を省けて、公式を参照する人も(おそらく)増えてみんなハッピー! 状態だと反省しています。
悩んでいる最中に図書館に行き、ビジネス書と広告の方法を見て信頼を得ることが大事だと共通して書かれており正にその通りだと痛感しました。
信頼を得ることの手段として、『正確な情報源から、自分なりに検証して、体験してから情報発信』を気を付けていきます。
私の失敗から何か発見があれば幸いです。
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